セイカダイヤエンジン株式会社

年末年始休暇のお知らせ

お客様各位

日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

誠に勝手ながら、弊社は下記年末年始期間を休業とさせて頂きます。休業期間中のウェブサイトへのお問い合わせにつきましては、翌営業日以降に順次対応させて頂きます。大変ご不便をお掛け致しますが、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

 

【休業期間】2023年12月29日(金)~2024年1月4日(木)

 当社は「人と海を繋ぐ Go for the sea」を企業スローガンとして掲げ、水産業の持続的な成長を支援するべく、信頼の高いエンジンときめ細かなサービス並びに環境に配慮したキカイ(製品)を創造し、みなさまにお届けしています。この度、この企業スローガンをより幅広く浸透させることを目指し、従来のロゴマークとを繋いだ新たなマークを「コンビネーションマーク」として制定いたしました。当社はスマート水産業実現に向け、更なる挑戦を続けて参ります。ご期待下さい。

 

<お問い合わせ先>

  経営戦略部 TEL:03-5937-0430                                                                                                                                                                                             以上

 

 当社は水産業の持続的な成長を支援するべく、スマート水産業実現に向け「脱炭素」「省エネ」「省コスト」「省人・省力化」をキーワードとして、様々な商品を手掛けてきています。今回、ナカシマプロペラ株式会社(以下、「ナカシマプロペラ社」)と「低燃費化に寄与するプロペラの開発」という共同テーマを設け、市場実証試験に協力して参りました。ナカシマプロペラ社は高効率プロペラ改善装置『ジェットキャップ』の開発に成功し、当社は、本製品の販売を開始しましたのでお知らせ致します。

◆ナカシマプロペラ社について

ナカシマプロペラは、日々最適推進性能を追求し、推進性能の限界に挑戦しています。その技術革新の一つにプロペラ後流における エネルギーロス(プロペラハブ渦)の抑制があり、今回プロペラメーカーとしての専門知識と最新技術、経験を活かし、ハブ渦を効果的に回収できる “JET Cap” の開発に成功しました。

 

・省エネ付加物(ESD)Energy Saving Device~の一つとして開発された「ジェットキャップ」の特徴は以下の通りです。

 

 <特徴>

 ①ジェットキャップは、CFD解析で最適のフィンを設計・製造したものであり、装着する事でハブ渦を拡散し、燃  

  費改善効果が期待できます。

 ②既存船に対してもプロペラ変更は不要で、キャップ部のみをジェットキャップに取り換える事で対応可能です。

 ③ジェットキャップのフィンが取外し可能となっており、取付け&メンテナンスが容易です。

 ④当社にて19トン運搬船にて市場実証試験を実施し、燃費3%改善を確認致しました。

 

★詳細につきましては、当社ホームページ「ギャラリー」ページより商品を選択の上ご確認ください。

ギャラリー | セイカダイヤエンジン株式会社 (daiyaeng.co.jp)

 

<お問い合わせ先>

  営業戦略部 TEL:03-5937-0432                                                                                                                                          以上

ジェットキャップHPリリース[PDF 243KB]

 新松浦漁業協同組合(本所:長崎県松浦市/代表理事組合長:渡邉 勝美、以下「新松浦漁協」)と、セイカダイヤエンジン株式会社(本社:東京都新宿区/取締役社長:柴﨑 亨、以下「セイカダイヤエンジン」)は、長崎県松浦市(鷹島沖)において持続可能な漁業および地域活性化への貢献や、海の温暖化および食害生物等に起因する磯焼け対策*1に加え、脱炭素化社会に向けた新たなチャレンジとしてブルーカーボン*2創出を目指すべく、協働で藻場造成に取組む協議会を設立する覚書を締結しましたので、お知らせいたします。

 

 新松浦漁協は、2013年より青年部を中心として磯焼け対策ガイドラインに基づき母藻の設置、アマモの移植および播種(はしゅ)、食害生物の駆除などを継続して実施し、藻場の維持・回復活動を積極的に行っております。また、2020年に開催された第25回全国青年・女性漁業者交流大会の多面的機能・環境保全部門においては、最高位となる「農林水産大臣賞」を受賞する等、これらの藻場保全活動は高く評価されております。

 

 セイカダイヤエンジンは、「人々が豊かな日本の海で快適に持続的に仕事をする環境を守り広げる」をビジョンとして掲げ、舶用エンジンの販売・サービス等を展開する他、「脱炭素、省エネ、省コスト」をキーワードとする商材を市場投入する等、水産業の持続的な成長支援とSDGs達成に貢献するべく、新たな付加価値の創造にも取り組んでおります。

 

 このような中、豊かな海の恵みを取り戻すために藻場保全活動に尽力し続けている「新松浦漁協」と、持続可能な漁業へ貢献するために社会問題の解決、環境価値および新たな経済価値の創出を目指す「セイカダイヤエンジン」の両者の目標が一致し、今回の藻場造成に向けた協議会設立に至りました。

 

<協議会の概要>

■名称:松浦鷹島藻場造成協議会

■目的:①社会問題の解決(海の温暖化、赤潮の発生予防、SDGs達成に向けた取組み等)

    ②環境価値の向上(海洋資源の保全、魚介類の産卵場・保育場の提供等)

    ③経済価値の向上(漁獲量の増加、Jブルークレジット*3創出に向けた取組み等)

■実施場所:長崎県松浦市(鷹島沖)

*1「磯焼け」

 浅海の岩礁・転石域において、海藻の群落(藻場)が季節的消長や多少の経年変化の範囲を超えて著しく衰退または消失して貧植生状態となる現象であります。磯焼けが発生すると、藻場の回復に長い年月を要し、磯根資源の減少や成長不良を招き、沿岸漁業に大きな影響を及ぼします。

(ご参照/水産庁「第3版 磯焼け対策ガイドライン(令和33月)」より抜粋)

*2「ブルーカーボン」

 200910月に国連環境計画(UNEP)の報告書において、藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれた(captured)炭素が「ブルーカーボン」と命名され、吸収源対策の新しい選択肢として提示されました。ブルーカーボンを隔離・貯留する海洋生態系として、海草藻場、海藻藻場、湿地・干潟、マングローブ林が挙げられ、これらは「ブルーカーボン生態系」と呼ばれています。

(ご参照/国土交通省)

https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk6_000069.html

*3「Jブルークレジット」

 ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)では、パリ協定の発効に伴い、ブルーカーボン生態系のCO2吸収源としての役割その他の沿岸域・海洋における気候変動緩和と気候変動適応へ向けた取組みを加速すべく、あらたなカーボンクレジットとしての「Jブルークレジット®」制度を創設しました。

 「Jブルークレジット®」は、JBEから独立した第三者委員会による審査・意見を経て、JBEが認証・発行・管理する独自のクレジットです。

(ご参照/ジャパンブルーエコノミー技術研究組合)

https://www.blueeconomy.jp/credit/

 

<お問い合わせ先>

経営戦略部 TEL:03-5937-0430                                                                                                                                          以上

新松浦漁協との藻場造成 協議会設立のお知らせ[PDF 412KB]

当社はスマート水産業実現に向け、様々なアクションを実行しておりますが、今回その一つのKEYWORDである「脱炭素」に向けた取組みとして、リチウムイオンバッテリーを採用した完全電化による電気推進システムの試験船「EV-ZERO」を進水させました。今後、漁船の電化に向けた様々な取組みを「EV-ZERO」で実証して参ります。

EV船に関するご相談は、セイカダイヤエンジン本社・EV船プロジェクトまでお問い合わせ下さい。

お問い合わせ

 

お問い合わせ先: <TEL>03-5937-0430 

 

【電気推進船EV-ZERO PR動画】https://youtu.be/K1a_f46Ol4A

 

東京ビッグサイト 東館5・6ホールにて第25回ジャパン・インターナショナル・シーフドショーが開催されています。

セイカダイヤエンジンも、水産業の持続的な成長を支援するべく、今年は「これからの漁業の未来~脱炭素化への挑戦」をコンセプトに好評出展中です!!

エリア1では、漁業の脱炭素化に今すぐ貢献可能なバイオ燃料の展示

エリア2では、完全電化による電気推進船「EV-ZERO」の実証試験模様の動画やリチウムイオンバッテリーの展示

エリア3では、資本業務提携に合意したエイトノット社とコラボし、デモ画面にて自律航行システムをシミュレーション

 

https://www.daiyaeng.co.jp/seafood-show/

 

会期:2023年8月23日(水)~25日(金)10:00~17:00(※最終日は16:00まで)

会場:東京ビッグサイト 東館5・6ホール

来る2023年8月23日より開催される「第25回 ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に向けた特設サイトを

オープンいたしました。

特設サイトでは、「セイカダイヤエンジン」ブースの出展内容や見どころをわかりやすく紹介し、
スマート水産業実現の為の新たな付加価値をアピールしています。
特設サイトはこちらをクリックしてご覧ください。

 

インターナショナルシーフードショー | セイカダイヤエンジン株式会社 (daiyaeng.co.jp)

 

お客様各位

日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

誠に勝手ながら、弊社は下記の通り夏季休暇期間を休業とさせて頂きます。休業期間中のウェブサイトへのお問い合わせにつきましては、翌営業日以降に順次対応させて頂きます。大変ご不便をお掛け致しますが、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

【休業期間】2023年8月11日(金)~2023年8月16日(水)

弊社は、人々が豊かな日本の海で快適に持続的に仕事をする環境を守り広げることをビジョンとして掲げ、

水産業の持続的な成長を支援するべく、今年は「これからの漁業の未来~脱炭素化への挑戦」をコンセプトに出展いたします。

 

エリア1では、漁業の脱炭素化に今すぐ貢献可能なバイオ燃料の展示

エリア2では、完全電化による電気推進船「EV-ZERO」の実証試験模様の動画やリチウムイオンバッテリーの展示

エリア3では、資本業務提携に合意したエイトノット社とコラボし、デモ画面にて自律航行システムをシミュレーション

 

https://seafoodshow-japan.com/tokyo/

 

会期:2023年8月23日(水)~25日(金)10:00~17:00(※最終日は16:00まで)

会場:東京ビッグサイト 東館5・6ホール

 株式会社エイトノット(本社:大阪府堺市/代表取締役:木村 裕人、以下「エイトノット社」)と、セイカダイヤエンジン株式会社(本社:東京都新宿区/取締役社長:柴﨑 亨、以下「セイカダイヤエンジン」)は、小型船舶向けAIによる自律航行技術を用いて、海事・水産事業者の抱える様々な課題の解決とサステナビリティの向上を目指すべく、資本業務提携契約(以下「本提携」)を締結いたしました。

 

 

 当社は、小型船舶の自律航行技術を開発するスタートアップ企業であるエイトノット社に対し出資を行うと共に、本提携を通じてエイトノット社との協力関係をより一層強固なものとし、航行支援機器である「エイトノットAI CAPTAIN*1」の販売を拡大することで、当社の主要顧客である小型業務艇(漁船、商工船、旅客船等)を中心としたお客様が直面する安全性に関する課題の解決、今後更なる深刻化が予想される船員不足や漁業後継者不足の解消を支援し、事業の進化と企業価値の向上を図って参ります。

 

*1『エイトノットAI CAPTAIN (エーアイキャプテン)

 AIが自動で最適なルートを設定し、目的地まで安全に自律航行するシステムで、障害物センサー(カメラ、 3D-Lidar)とア  ンテナ類(位置情報・他船情報)を用いて他船や流木などの障害物を3次元で検出し、制御ユニットが対象に応じて適切に回避・避航操船を行う。

 

◆シナジー

 エイトノット社は、水上モビリティの自律化に向け、自動操船アシスト機能及び無人航行機能を可能にするプラットフォーム「エイトノットAI CAPTAIN*1」及びその関連製品を総合的に開発しました。セイカダイヤエンジンは、全国25拠点に販売・サービスネットワークを有し、主として三菱重工エンジン&ターボチャージャ製舶用エンジンの国内総代理店として事業展開を行っています。今回の提携では、エイトノット社の持つ独自性の高い小型船舶向けの自律航行技術と、セイカダイヤエンジンの強みである舶用製品の販売・サービスネットワークとを組み合わせ、日本国内における迅速な事業展開を進めて参ります。

 ロボティクスとAIによる安全で快適な水上モビリティの実現を目指すエイトノット社と、「人と海を繋ぐ」を企業スローガンに、付加価値の高い航行支援機器を日本の海で働く多くの人たちに提供することで様々な課題を解決できると考えたセイカダイヤエンジン、両者の目標が一致し、今回の資本業務提携合意に至りました。

 

◆エイトノット社について(URL https://8kt.jp

 エイトノット社は、「あらゆる水上モビリティを自律化し、海に道をつくる」をミッションに船の自律航行技術を開発するスタートアップ企業です。小型船舶(総トン数20トン未満の船舶)向け自律航行プラットフォーム「エイトノットAI CAPTAIN」を開発し、自動操船アシスト機能として既存船舶への導入を進めています。

 

<お問い合わせ先>

  経営戦略部 TEL:03-5937-0430                                                                                                                                                                以上

エイトノット社との資本業務提携のお知らせ [PDF 246KB]

目標14 海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

 当社では「人々が豊かな日本の梅で快適に持続的に仕事をする環境を守り広げる」をビジョンとして掲げ、SDGs達成に貢献すべく様々なアクションに挑戦しています。今回は「海の豊さを守ろう」に合致した取組みの一つとして、養殖サーモンの水揚げ時に発生する血水に対し、『凝集処理』を実施することで環境への負荷を大幅に低減させることが可能となりましたので、以下にその取組みを紹介致します。

 秋田県八峰町の若手漁師が中心となって設立した「八水株式会社」様が、2021年から岩舘漁港内で試験養殖として取り組んでいる養殖トラウトサーモン~ブランド名「輝(かがやき)サーモン」~の今シーズン初めての水揚げが425()に行われました。

◆八水(株)様では輝サーモンの水揚げ後に直ちに活〆し脱血する事で生臭さをなくし、鮮度を上げることで美味しさを向上    させています。その際に発生する血水の処理について、当社が血液成分を分離し凝集処理する「魚の血専用の凝集剤」を取り扱っていることから、今回お話しを頂戴し、その凝集剤を当社から八水()様にご提供、血水凝集処理を実施して頂きました。

メディアが取材で取り上げていました

この日に水揚げされた養殖サーモンは約220匹で、体長60~70センチ、平均的な重さは3.2キロ程度。
約2tの血水が発生しましたが、凝集処理を行い処理水と固形分に分離・脱水することで、容積が大きく縮減し産業廃棄物の減少に寄与することが出来ました。

加工工程で発生した血水は、通常 全量が産業廃棄物となりますが、本凝集剤を用いることで産業廃棄物の大幅な削減、また海洋環境への負荷を大きく低減することが可能です。

※処理水については、事前のビーカーテストで出た処理水を指定業者で水質分析を行い、海洋への排水基準を満たしていることを確認済みです。

画像は、500mlの血水を凝集処理した後の処理水と分離した固形分になります。

★詳細につきましては、当社ホームページ「お問い合わせ」より「営業に関するお問い合わせ」を選択頂き、お問い合わせください。

SDGs取組み紹介_凝集処理.pdf 

2022年 第3期 決算報告書